なぜ歯並びが悪いといけないのでしょうか?
なぜ矯正治療を行う必要があるのでしょうか?
「歯並びが悪い」ことは、一見すると「見た目」の問題に思えるかもしれません。たしかに歯にコンプレックスを感じることで、内向きな性格になってしまうこともあります。
しかし、矯正治療の目的は、悪い歯並びを整え、噛み合わせのバランスを改善することで、お口の中を健全な環境に導くことなのです。
豊かな表情を大切にする欧米では、健康的で美しい歯並びはもはや常識。
矯正についての意識が高いのも当然かもしれません。
そして、ひと昔前は八重歯がチャームポイントとされた日本でも、最近では歯並びに関する考え方が大きく変化し、歯科矯正を希望する人も増えてきました。
しかし、歯科矯正は本来、見た目だけを問題にしているのではありません。
歯並びは「噛み合わせ」に影響を及ぼし、さらに心と体の健康に通じます。
その歯並びを治す歯科矯正を行うことで、歯の正常な咀嚼機能を取り戻し、健康美あふれる笑顔を手に入れることができるのです。
骨には弱い力を持続的に加えられると圧の加わった方では吸収し、引っ張られた方では添加するという性質があります。
これを利用し歯を動かしていくのが歯列矯正です。
歯が出ている、ガタガタしている、ねじれている、あるいは噛みにくいなど様々な問題を解決することができます。
しかも、天然の歯を削ったり、被せたりする必要がありませんから長い目で見て安心です。何よりも自然です。最近では大人の矯正患者が多いため特に審美性を重視し、目立たない歯と同じ色の装置を使ったり、歯の裏側から矯正する舌側矯正。マウスピース型の装置で矯正する目立たない矯正インビザラインなども行っています。
子どもの歯科矯正をスタートする目安、
それは「永久歯への生え換わり時期」です。
ポイントは永久歯が生えそろう小学生までの間。
この頃に適切な治療を受けると、
良い噛み合わせと歯並びを育てることができます。
子どもの矯正は、あごの骨が成長する6歳~14歳までの間に行うのが有効だと言われています。それは、上あごと下あごの大きさのバランス、歯とあごの大きさのバランスを
ある程度コントロールしやすいためで、小児矯正ではこの成長発育を利用して効率よく治療を行います。あごの骨がよく発達する時期なので、「歯を抜かずに歯並びを整えることも可能」
という大きなメリットもあります。
大人になってからでは治しにくい歯並びも、永久歯が生え揃う前のこの時期ならば動かしやすく、ストレスなどの負担が軽い。
・将来本格的な矯正治療を受けるよりも、簡単な装置でしかも治療費用の負担も少ない。
・早めに矯正治療を始めると、短期間で気になる部分の歯並びを治せる。
お子様によっては、矯正が過度のストレスになる場合もあります。
専門医、本人としっかり相談した上で行ってください。
大牟田ファーストデンタルクリニック
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